エヌ氏の遊園地

星新一大好きです|д゚)

あやつり

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人形劇が行われる。

コミカルな音楽に合わせて、人形がおどる。

 

おどる

おどる

おどる

 

その場において、動くものはもはや人形しかいない。

それをただただ眺める人間。

微動だにしない人間。

 

どちらが本当の人形なのだ?

僕か?君か?

 

空恐ろしい気分になりその場を離れる。

人形は人形遣いであり、人形遣いは人形なのだろう。

それはおそろしい関係性にも見えるが、それほどまでにともに在れるというのは素晴らしいことでもあるのだ。