2017-11-05 ひとりきのこ 植物 緑 かれはぽつんと生えていた 周りに仲間もおらず、いても小さなものだけ 彼と同じ背丈のものはおらず 人間で例えるならば、ぼっちというやつであろう だがそんなことをものともせず彼は飄々と伸びていっている 彼は孤独なれど、一面の緑の中で唯一のきのこであり 彼の独自性を保っている そんな様を見て、僕は無性にこのきのこが尊く思えた